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take-it-easy-m0m.hatenablog.jp
今回は授乳やミルクに関連するベビー用品について、
- 『必要』:出産前に買っておくと安心
- 『やや必要』:出産後に判断でOK
- 『お好みで』:なくても良い
に分けてお話しします。
●哺乳瓶と粉ミルク:『必要』
母乳とミルクとどちらメインで育児をするつもりかに関わらず、いざという時のために用意しておくと安心です。
私は出産後2日目くらいから母乳が安定して出るようになりましたが、赤ちゃんがあまり上手に母乳を飲むことができませんでした(産まれたての赤ちゃんは飲むのが下手な子が結構います)。母乳は出るのにあまり飲んでもらえず、赤ちゃんの体重が下がり続けたため、体重が持ち直すまで約1ヶ月のあいだは母乳とミルク併用でした。
なので念のために用意していた哺乳瓶や粉ミルクが退院当日から大活躍し、本当に助かりました。
ほかにも哺乳瓶があると便利なのは、日中は母乳メインにし、夜は睡眠時間確保のためにミルクメインにする(パートナーさんにミルク係をやってもらう)、という合わせ技ができること。または体調不良で授乳がしんどいときにも同じくミルクは便利です。母乳育児の場合でもミルクは備えとして役立ちます。
なお、哺乳瓶は3本あると、使用済みのを消毒しているあいだにもう1本で赤ちゃんにミルクを飲ませ、もう1本は次の分として支度しておいて…というルーティーンができて便利です。
●つけおきできる消毒液:『やや必要』
これはいわゆるミルトンなどの商品名の、哺乳瓶などを1時間つけおきするだけで消毒できるアイテムです。ミルク育児は次から次へと哺乳瓶を使うので、放っておけば消毒できるこのアイテムはまさに救世主。
ミルクを利用するかどうか決まり次第用意すればいいと思います。
●搾乳器:『やや必要』
搾乳する機会がなければもちろん不要ですが、搾乳する場合にはこれがないと非常に苦労します。
なぜ搾乳するのかピンと来ないかもしれません。たとえば私の場合のように赤ちゃんの体重低下があったとき、赤ちゃんの飲む量を把握・管理できるよう、病院の指示で母乳を一定量搾乳して哺乳瓶で飲ませることがあります。
ほかにも、パートナーさんに夜中や疲れたときに赤ちゃんのお世話を任せたい場合や、授乳の予定時間に赤ちゃんのそばにいられない場合、赤ちゃんが母乳を卒業していない段階でお母さんが仕事復帰した場合などに、搾乳という選択肢があります。
手で搾るのでは非常に効率が悪く、うまく絞りきれず胸が腫れてしまうこともあります。
おすすめはメデラの搾乳器。ピジョンよりもカップ部分のフィット性があります。搾乳が必要な方というのは病院で入院している段階から使い始めることが多いです。病院の備品で試してみて、使い勝手のよいメーカーのものを自宅用に購入するのが安心です。
●授乳服や授乳肌着:『お好みで』
ブラに関しては妊娠中からマタニティ・授乳兼用ブラを使っていればOKですが、出産後はブラに加えて授乳服と授乳肌着も便利です。
胸元付近に生地の合わせ目などが隠されていて、服をまくったり肌を見せたりすることなく授乳できるようになっています。
私は冬に出産したので、授乳のたびに服をまくっていたところお腹を冷やしてしまいました。そこで授乳肌着を購入。トップスをまくるだけで、あとは肌着で体を覆ったまま授乳できるようになりました。
授乳服はふだん自宅で過ごすぶんには不要ですが、飛行機に乗るときや自宅に親戚を招いたときにたまに使いました。もちろんケープを使えばそれでも事足ります。
●授乳クッション:『お好みで』
座布団などが家にあるならそれで代用可能です。赤ちゃんの首が据わると縦抱きで授乳のほうがしっくりくる場合もありますし、使う期間は限られています。
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