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take-it-easy-m0m.hatenablog.jp
今回は、出産後の子育てにかかる費用についてです。我が家の子どもは2歳半なので、0〜2歳までの3年間の実体験を中心にお話しします。
なお、参照した統計資料なども末尾に載せています。
●統計上は、0歳〜小学校卒業までの費用は毎年100万円
まずは統計をご紹介します。
2010年の内閣府調査によると、子育てで毎年かかる費用は0歳〜小学校卒業まで毎年100万円程度。
高いですね。でも心配しなくて大丈夫。理由はあとで解説しますね。ひとまずは我が家の実例に話を進めます。
●0・1・2歳の主な出費は日用品と保育費
我が家の場合、0歳では年50万円程度、1歳・2歳は統計を上回る年140万円程度でした。
主な費目を示します。
【0歳】
・日用品∶年30万円《80%》
……特に衣服、おむつ
【1歳・2歳】
・保育料∶年85万円《60%》
・シッター代∶年20万円《15%》
・日用品∶年20万円《15%》
……特に衣服、おむつ、靴
・習い事∶年7万円《5%》
……ベビースイミング
まず0歳のうちは、寝具や安全サークル、ベビーカーなどの購入が相次いだほか、成長が早いので衣服代、おむつ代が主要な出費です。
次に1歳からは、保育園に通い始めたことで支出構成が大きく変わりました。最大の支出ですが、認可保育園なのでこれでも安く済んでいるほう。平日フルタイムで預けて月6〜7万円、1時間あたり300円。ありがたいです。
また、休日に来てもらうようになったシッターさんの料金も大きな比重を占めています。
日用品は、保育園に通うことで着替えの必要枚数が増えたほか、成長にともなって靴・上着・帽子・カバン・水筒など色々と必要アイテムが増加。
一方で医療費はほぼかかりません。保険適用に加えて自治体ごとの小児医療助成があるため、無料に近いです。
●3歳からは保育料が無償
2019年から全国共通で幼児教育・保育の無償化がスタートしました。つまり3・4・5歳の幼稚園や保育園の保育料が原則無料ということ。我が家にとっても嬉しいかぎり。
ここで冒頭の統計に戻ります。「小学校卒業まで年100万円」という内閣府データは、この無償化スタート以前のもの。最大の負担となっていた保育費が減ったことで、当時に比べて現在の3・4・5歳の子育て費用はかなり減るか、または浮いたお金を習い事や余暇など別の使いみちに充てられる状況だと考えられます。
●0〜2歳の子育て費用。減らすポイント
話が少し広がってしまいました。ここからは私が実体験にもとづいてお話できる範囲に戻りたいと思います。
0〜2歳の子育て費用のうちで、出費を押さえられるポイントをご紹介して終わりにしたいと思います。
ムダのない衣服選び
子どもの服選びは至福のひとときですが、ここでいかに賢いお買い物ができるかが節約のコツ。メーカーや服のデザインによっては同じサイズ表記でも窮屈なこともあるので気をつけて。
中古品やレンタル品の活用
服、おもちゃ、安全ゲートなどの子育て用品は、メルカリで探してみると結構揃っています。ただしゲートなどの大きな日用品は、安く買っても不要になったときの廃棄がひと手間。レンタル品も検討してみて。
習い事の予算を決める
予算を決めるほか、まずは無料体験に参加して子どもの興味を見てみるのも大切。もしくは地域の公民館などの催し物をチェックしてみると、お手頃な値段のリトミックやお料理教室などの講座を見つけられるかも。
【参照】
今回参照したデータはこちら▼
・内閣府「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」2010年
ベネッセの記事がまとまっていて読みやすいです▼
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